
2022.11.21(Mon)
洗濯ブラザーズの洗い方レッスン シルク&ウール編
#cleaning
ついつい洗濯機頼み、自己流の手洗いで済ませてしまう、お家での洗濯。正しい洗剤選びと洗濯のステップを踏めば、大好きなお洋服の良いコンディションを長く楽しめます。ホームクリーニングを見直すべく、「リブレ ヨコハマ」のプロダクト洗剤を用いて、正しいお洗濯の方法をご紹介。「シルク&ウール」編です。
動画はこちら
https://youtu.be/8A7lR4W-LD4
洗濯ブラザーズが展開する「リブレ ヨコハマ」とは?
「洗濯物の9割は自宅で洗える」を掲げ、正しい洗濯法を啓蒙するクリーニング屋「LIVRER」のリアル兄弟「洗濯ブラザーズ」。彼らがプロデュースしたオリジナル洗剤シリーズ「LIVRER YOKOHAMA(リブレ ヨコハマ)」は、漂白剤も柔軟剤も不要。プロ視点で用途別に開発された、洗濯が楽しくなるプロダクトです。
Silk & Wool Detergent / Pre Wash Spray
「PRE WASH SPRAY」は前処理用のスプレーで、しつこい汚れも簡単に落とせます。「Silk & Wool Detergent」は、シルクやウール、カシミヤ、アンゴラなどデリケート衣類用洗剤。使用方法を守ればドライマーク表示の繊細な衣類にも対応し、極上の柔らかな洗い上がりに。
01 まずはじめに、肝心の前処理を!
ニットは、洗う前に毛玉処理を行います。脇や袖口は重点的にシェイバーを使って。プレウォッシュを首周り、袖口、脇の下(内側)など、ファンデーションや汗が付着しやすい部分にスプレーし、馬毛の洗濯ブラシで叩きながら10分間置きます。
※ウールとシルクは前処理で汚れを落とすと生地の傷みを防げます
02 洗いの下準備を行い、洋服を労る
洋服の引っ張りや伸びの原因になるので、ボタンはすべて外して裏返します。洗濯桶に水と洗剤を入れて手で細かく泡立つまでよく混ぜます。しっかり混ざり洗剤溶液が完成したら、衣類の素材が洗剤と相性がいいかパッチテストを行います。洋服の一部の繊維を洗剤溶液に浸して、水の色の変化をチェック。
03 摩擦が起きないようゆっくり洗う
ゆっくりニット全体を洗剤溶液に浸し、優しく押して水を吸収させます。全体に洗剤溶液が行き渡ったら、3分間の漬け込みを行います。ウールは繊維の表面が鱗状で長く浸水すると開いてしまうため、3分以上は水に浸さないこと。その後、衣類を洗剤溶液から引き上げ、おにぎりを握る要領でよく絞ります。
04 ネットにいれて固定し、脱水する
手で衣類をよく絞り、水を切ったら洗濯ネットに移します。洗濯ネットの余ったスペースをヘアゴムでしばり、衣類を動かないように固定。中で摩擦が起きてしまうと、生地を傷める原因となります。洗濯機でデリケートコースまたはドライコースを選び、脱水にかけます。
05 水で濯ぎを行い、再度脱水を行う
濯ぎ用の水を洗濯桶に用意します。天然繊維は熱に弱いので水温は要注意。基本的に常温で、汚れがひどいときのみぬるま湯を使用します。しっかりと衣類を水に浸からせた状態で、摩擦が最小限になるようにやさしく押し洗い。その後、おにぎりを握る要領でよく絞ります。
06 再び脱水にかけた後、乾燥させる
よく絞れたら、再び洗濯ネットに入れて余分なスペースをゴムでしばり、衣類を固定します。衣類が洗濯ネットの中で遊ばないことを確認したら、洗濯機に入れ脱水にかけます。摩擦を最小限にするために、脱水は1分以内で済ませること。脱水後は平な場所にタオルを引いて、その上に衣類を置いて元のサイズに整えて干します。
シルクとウールは動物性繊維で、風合いを損ないやすいことが弱点です。美しい風合いを守るために、前処理を行うこと、洗う水温は低めにする、よく水と洗剤が混ざった洗剤溶液で洗うこと、短時間で洗いと脱水を行い摩擦を抑えることがポイント。素材の性質と扱いがわかり、正しい洗濯方法で洗うと、見違えるような洗い上がりに。ファッションをもっとこだわるために、正しい洗濯方法を実践してみましょう。